ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、西側諸国から受け取った重火器により、戦況に変化が出始めていると述べた。だが、ロシアによるミサイル攻撃は収まっておらず、特に対空防衛システムの迅速な提供をあらためて訴えた。ウクライナ東部ではなお激しい戦いが続いている。一方、黒海の要衝であるスネーク島にはウクライナ部隊が上陸し、ロシアが掌握した2月以降、初めてウクライナ国旗が掲げられた。ウクライナ政府が7日、画像を公開した。西側の武器供与で可能になったウクライナ軍の長距離ミサイル攻撃や集中砲撃により、ロシア軍は先週、スネーク島から撤退を余儀なくされていた。スネーク島は黒海の海上交通路に近い重要な拠点で、ウクライナは穀物輸出の再開につながると期待を寄せている。
黒海の島にウクライナ国旗、大統領「西側兵器が奏功」
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