ガスパイプライン「ノルドストリーム」を通じた欧州へのロシア産天然ガスの供給が、21日に再開された。同パイプラインを運営するノルドストリームAGが明らかにした。冬に向けてロシア産エネルギー供給の不安定性が増していくとみられる中、各国は同国からの輸出への依存度を低下させる時間を得た格好となる。  ノルドストリームAGはパイプラインを通じた供給再開に向けた工程を進めており、この作業には数時間かかると述べた。同社の広報担当者は「ガスは流れている」と明らかにしている。 。