「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。新刊『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
所有と利用の両方の利点を享受する
「購入」がいいのか?「賃貸」がいいのか? マイホームに対する考え方は、昔から「購入派」と「賃貸派」に分かれていて、日本人の約6割は購入派でした。
購入派は、「賃貸では永遠に自分のモノにはならないが、購入すれば自分のモノになる」と考えます。これに対して賃貸派は、「家は持つためのモノではなく利用するもの。ライフスタイルに合わせて住み替えたほうが効率的に利用できる」と考えます。
所有を重視する人は購入派になるし、利用を重視する人は賃貸派になる。価値観が違うので、どちらかが正しくて、どちらかが間違えている、ということではありません。
しかし、所有と使用だけでなく資産形成も重視する人は、購入派でも賃貸派でもない超合理的な「第3の選択肢」を選びます。それは、「大家派」です。私のまわりでは、大家派が主流です。
大家派の人は、購入派と同じように「購入すれば自分のモノになる」と考えるので、住宅を購入します。でも、自分はその家には住まずに、賃貸に出して家賃収入を受け取ります。そのほうが、効率的に資産形成ができるからです。
同時に、賃貸派と同じように、「ライフスタイルに合わせて住み替えたほうが効率的に利用できる」と考えるので、自分自身は賃貸に住みます。購入派と賃貸派をいいとこ取りすると、行き着く先は大家派なのです。
大家派は、所有と利用の両方の利点を享受しつつ、家賃収入まで獲得します。大家派の道を歩み始めるだけで、自動的に「稼ぎ口」が2つになるのです。稼ぎ口を2つにする生き方を、「稼ぎ口二刀流」と言います。