米アーカンソー大学とアクロン大学の研究チームが、サプライチェーン(供給網)にかかる圧力を緩和したいと望む企業は、物流計画の女性担当者を増やすことで効率が改善するはずだとの説を発表した。  両大学の研究者は、小売業者と供給業者間の連携を評価する研究の中で、214人の学生を対象とした実験を行い、男性よりも女性の方が業務を遂行する効率が高いことを発見した。  この研究論文の著者の一人であるアーカンソー大学のジョン・アロイシアス教授は研究結果について、サプライチェーンにおいてジェンダーの多様化を進める正当性を裏付けるものだと述べている。