グーグルの巨大な広告事業は、4-6月期(第2四半期)決算で相当な力仕事を担っていたが、何とかやってのけた。ただし、辛うじてだ。グーグルの親会社アルファベットが26日午後に発表した第2四半期決算は、広告収入が前年同期比12%増の563億ドルとなった。過去数四半期と比較して減速が顕著だが、総広告収入は依然、アナリスト予想を1%上回った。その強さは従来の検索事業にある。検索部門の売上高は14%増の407億ドルとアナリスト予想を上回った。一方、ユーチューブの広告収入の伸びは一段と鈍化し、前年同期比わずか5%増と過去最低を記録。アナリスト予想も下回った。