米国人はまだ暮らしの中のささやかな楽しみまで削ってはいない。これが、26日に行われたコカ・コーラとマクドナルドの決算発表の主なポイントだ。コカ・コーラによると、第2四半期の全世界の既存事業売上高は前年同期比16%増となった。値上げと出荷量の増加に支えられた。北米では、既存事業売上高が13%増、出荷量は2%増加した。利益率は下がっているものの、堅調な売り上げがその分を補っている。同社は通期の調整後1株当たり利益の見通しを据え置いたが、売上高見通しは上方修正した。マクドナルドの決算内容はそれほど劇的ではないが、やはり明るいものだった。全世界の既存店売上高が9.7%増、米国では3.7%増となった。これらは値上げの効果によるものだ。
米コカ・コーラとマック、需要なお旺盛
生活必需品株は投資家のポートフォリオで伝統的な役割を果たしている
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