【ワシントン】米国家安全保障当局の出身者らで構成するグループが、衛星画像など公開情報を分析して事実を明らかにする「オープンソース・インテリジェンス(OSINT)」を推進するプロ組織を設立した。  OSINTは目下、ウクライナにおけるロシア軍の動きを分析および追跡する上で、西側諸国に大きく貢献している。  ソーシャルメディアの投稿や衛星画像、スマートフォンのデータといったOSINTは、伝統的なスパイ行為に肩を並べる有益な機密情報を提供できるが、ルール整備はほぼ手つかずだ。