米石油大手オキシデンタル・ペトロリアムは、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイにとって、かなり価値のあることが判明している。だが、他の誰にとっても良い投資なのだろうか。石油・ガス価格の高騰は、オキシデンタルにとってとりわけ追い風となっている。4-6月期(第2四半期)の純利益は約38憶ドルと、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想を約16%上回った。運転資本を差し引く前のフリーキャッシュフローは42憶ドルで、四半期としては過去最高を記録した。潤沢なフリーキャッシュフローはオキシデンタルが抱える相当な債務を軽減するのに役立っている。同社は2019年、米アナダルコ・ペトロリアム買収で多額の債務を抱えた。オキシデンタルの長期純債務は2019年7-9月期(第3四半期)の470億ドル余りから、今年4-6月期末には217億ドルに縮小している。
バフェット氏が愛するオキシデンタル株は買いか
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