米大手企業は依然、設備投資を拡大し続けている。経済見通しが不透明な中で、投資家にとっては心強い兆候と言えそうだ。グーグルを傘下に抱えるアルファベット、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)、飲料・食品大手ペプシコといった企業は、成長押し上げに向けて、不動産、設備、技術といった大型支出を増やしている。幹部らによると、投資は主に成長事業の拡大を狙ったものだが、厳しいビジネス環境の中で在庫管理の最適化といった目的で行われるものもある。SP500種指数構成銘柄による設備投資は、2021年1-3月期(第1四半期)以降初めて、自社株買いのペースを上回った。SPダウ・ジョーンズ・インデックスが4-6月期(第2四半期)決算のデータを分析した。
米企業の投資意欲なお旺盛、グーグルは長期視点
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