米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は4日、最終的に10~12カ所で工場を稼働する可能性があると述べた。同社は年間2000万台の販売を目指している。マスク氏はテスラの年次株主総会で、次の工場建設地について年内に発表される可能性があると述べた。ただ同氏の見通しについて、4つの既存自動車工場などを含むかは明言しなかった。上海組立工場での長期にわたる操業停止に加え、世界的なサプライチェーンの混乱と労働力不足が業績の重荷となっている。ザック・カークホーン最高財務責任者(CFO)は7月の決算発表で、2022年の納車台数は前年比50%増をなお目指していると述べたが、その達成がより困難になっていることは認めた。
マスク氏、テスラ工場の大規模拡張を示唆
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