“自分のものではない時間”とは、やらなければならないことに費やす時間であり、自分の意思や意欲に関係なく、ほかの誰かによって「これをやる」と決められてしまっている時間。次々に降ってくる仕事、それにともなう残業、行かなければならない飲み会……そんな自分のものではない時間が僕を追いかけ、時に追い詰めていました。」
(新刊書籍『週末だけで70カ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方』より。以下同)

 大好きな旅を全身全霊で楽しんでいる東松さんですが、最初からそうだったわけではありません。激務に追われる時代を経て、自分の時間をもつことの大切さに気づき、生活スタイルを一つひとつ見直していきます。

 具体的に何を見直したのかというと……