――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  ディズニーは確かに動画配信事業でリスクを冒している。  ディズニーが10日に発表した4-6月期決算(第3四半期)は概して好調だった。売上高と営業利益はウォール街の予想を上回り、国内のテーマパークは営業利益が新型コロナウイルスの流行前の水準を超えた。ケーブルテレビ・放送部門は安定しており、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」は1440万人の会員純増を記録した。これはアナリスト予想の1000万人増を大幅に上回る結果で、6四半期で最大の伸びとなった。