韓国サムスン電子モバイル事業トップである盧泰文氏は、スマートフォン市場を巡る米アップルとの争いでサムスンが突破口を見いだしたことを示唆した。盧氏はサムスンの折り畳み式スマートフォンを手掛けた人物で、同社は10日に最新モデルの「Galaxy Z Fold 4」と「Galaxy Z Flip 4」を発表している。これらの新端末は、半分に折りたたむことやタブレット端末のサイズに拡大することができるなど、アップルの「iPhone(アイフォーン)」にはない機能を備えている。サムスンの折り畳み式スマホの販売台数は依然、比較的少ないものの、同社の従来の旗艦モデル「Galaxy S」と比較すると、他ブランドから移行し折り畳み式を使用する消費者は3倍に上るという。盧氏は、サムスンの折り畳み式スマホを昨年購入した人のうち、他ブランドからの移行者の割合は2桁に上ったと述べ、最新モデルはさらに多くの人から支持されるだろうとした。
サムスン折り畳みスマホ、対アップルで勝機
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