――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  インフレで消費者の懐事情が苦しくなっても、大麻はまだ買い物リストの中に入っているという初期の兆候が示されている。だが、同じ「シンストック(罪深い銘柄)」でも、優れた価格決定力を持つたばこなどと対等になるには苦戦を強いられるだろう。 米国の大麻市場はこれまでも景気下降局面を経験しているが、合法的な産業としては初めてだ。成人向けの大麻販売を全米で初めて許可したコロラド州でも、2014年に販売が開始されたばかりである。