「森林浴×スポーツ」で免疫力がアップする驚きのメカニズム運動が好きな人にコロナ禍でお勧めしたいのが、森林浴とスポーツの組み合わせだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナウイルス感染症により、免疫力向上に関心を持つ人が増えている。健康的で丈夫な体を保つ方法の中でも運動が好きな人にお勧めしたいのが、森林浴とスポーツの組み合わせだ。書籍『シリコンバレー式超ライフハック』(デイヴ・アスプリー著、ダイヤモンド社)を参考に、森林浴が持つ驚きの効果を紹介しつつ、運動との組み合わせのメリットと注意点を解説する。(文/フリーライター 鈴木 舞)

元気なつもりでも
免疫力が下がる理由

 免疫力が下がる原因は様々あるが、主に食事・睡眠・運動の3つの生活習慣に乱れが発生したときに免疫力は下がりやすくなる。

 身体の免疫機能を正常に保つには、栄養バランスの取れた食事が欠かせない。タンパク質は免疫細胞を作る働きがあり、ビタミンやミネラルは免疫をサポートする抗酸化作用を持つ。一方、暴飲暴食など胃腸に負担をかける食事をすると腸内の悪玉菌増加につながり、免疫力低下を招きやすい。

 良質な睡眠もまた免疫力と関連がある。就寝中は成長ホルモンが多く分泌され、日中に蓄積した疲労や身体のダメージを回復している。これは成長ホルモンが傷ついた細胞を修復し、再生を促しているからだ。睡眠不足の状態では成長ホルモンの分泌が十分でないため、免疫細胞が減少しやすくなる。睡眠不足や睡眠の質の低下は自律神経の乱れを招き、免疫機能に悪影響を及ぼすことにも要注意だ。

 運動不足も免疫力低下を引き起こすと考えられている。運動をしない人は運動をする人に比べると、肥満に陥りやすい。肥満は代謝異常や造血異常、免疫異常との関連が指摘されている。特に中年以降は基礎代謝が落ち、脂肪を燃焼しにくくなってしまう。すると肥満による免疫機能低下のリスクも上昇しかねない。

 こうした原因などによって免疫力は低下するわけだが、森林浴をすることで免疫力が上がる可能性があるという。