米アップルが少なくとも週3日のオフィス勤務を求める方針を示したことを受け、従業員グループがより柔軟な勤務形態を求めて抗議している。従業員グループ「アップル・トゥギャザー(AppleTogether)」は、同社の現従業員の声を代表していると述べた。同団体は、9月から週3日のオフィス勤務を義務付けるというアップルの発表を受けて、嘆願書をまとめた。アップル・トゥギャザーは嘆願書の中で、従業員が上司と相談して勤務形態を自分で決められるよう求めた。また、従業員が自分の選んだ勤務形態を実現するために、個人情報を提供したり、より上位の承認を求めたりする必要がないようにしたいと呼び掛けている。嘆願書によると、より柔軟な勤務形態を望む従業員には、障害や健康上の懸念のほか、柔軟な勤務形態の方がより幸福かつ生産的に仕事に打ち込めるなど、説得力のある理由がある。