【起業・創業する人が知っておくべきチラシの作り方！】リスク対策編

小さな会社や個人商店が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか？『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法　「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』（ダイヤモンド社刊）では、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかると好評だ。本連載では、同書より一部抜粋、加筆して特別に公開します。

なぜ「リスク対策」が大事なのか？

　起業・創業した人がチラシを作る際、長年商売をやっている人より意識しなければいけないのが、「詳細に書く」という事です。

　なぜなら当たり前ですが、お客様はどんな商品・お店・会社・人か知らないし、信用がないからです。

「詳細に書く」というのはどういうことか？

　一例を挙げると「ターゲットコピー」「キャッチコピー」「裏付けとなる証拠」「ボディコピー」「オファー」「リスク対策」「行動喚起」「お問い合わせ」の8つのパーツを入れるというのがあります。

　今回は、その中の一つである「リスク対策」について説明したいと思います。

お客様の不安を取り除くために、
「リスク対策」を入れる必要がある

「リスク対策」とは何かと言うと、不安を取り除く内容になります。

　例えば、キッチン・浴室・洗面所・トイレなどの掃除をするハウスクリーニング業をオープンし、近隣の方に知ってもらうためのポスティング用チラシを作るとしましょう。

　●キッチンクリーニング：標準料金 1万9000円
　●浴室クリーニング：標準料金 2万円
　●洗面所クリーニング：標準料金 9000円
　●トイレクリーニング：標準料金 1万円

　と金額はしっかり書かれていますが、チラシを見てお客様はどんなことを思うでしょうか？

　中には、「本当にキレイになるの？ キレイにならずお金だけ取られたらどうしよう…」と不安に思う人もいるでしょう。

　そこで、そんな不安を取り除くために、先ほどの「リスク対策」を入れる必要が出てくるわけです。

　例えば、「キレイ保証付き！ もしキレイにならなければお金はいただきません！」とチラシに載せておけば、本当にキレイになるのと思っている方方の不安を取り除く事ができて、依頼してもらいやすくなるでしょう。

　最初でもお伝えした通り、新しくできたところはどんなところかわかりませんし、信用がありません。ですから「詳細に書く」を意識して作らなければならないのです。

　しかし、どういったリスク対策を書いたらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。

　そこで、マンダラ広告作成法をおすすめします。

　マンダラ広告作成法の8つのパーツのうち、6番目に考える「何があれば不安なくすぐ購入できる？」の所に書かれているところを見てください。

　そこには、リスク対策のアイデアを引き出す8つの参考キーワードが書かれているので、それを見ながら考えることで、

「お試しをすればいいのでは？」
「保証を付ければいいのは？」
「～の対応を作ればいいのでは？」

　など、リスク対策のヒントが閃くでしょう。