俳優ブラッド・ピットの映画製作会社「ブランBエンターテインメント」は、同社もしくは一部事業の売却を含む戦略的な選択肢について検討している。事情に詳しい関係者らが明らかにした。独立系製作会社を巡っては、同様の事案が相次いでいる。関係者らによれば、アカデミー賞作品賞を獲得した「それでも夜は明ける」や「ムーンライト」などの製作に関わってきたプランBは、売却の可能性を検討するよう米投資銀行モーリスに依頼。協議の結果が合意につながるかについては確実ではないという。ハリウッドではここ数年、動画配信サービスが勢いを増していることもあり、新たなコンテンツの需要が旺盛で、プランBを含む各製作会社はこの機に乗じようとしている。