異例の3期続投を狙う中国の習近平国家主席について一般市民はどう思っているのか? その答えを見つけることは非常に難しい。  中国では独立した世論調査が実質的に存在しないため、検閲が行われているとはいえソーシャルメディアが世論を把握する手段となっている。ところが、16日に開幕する共産党大会を控え、習氏や幹部らについて絶賛する以外の意見を検索することは、ほぼ不可能な状態にある。  習氏の妻で有名な歌手の彭麗媛氏に関しても、大半のプラットフォームで国民の意見を検索することはできない。