米半導体大手インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は米政府が最近導入した半導体の対中国輸出規制について、米国が中国との競争で技術的主導権を維持しようとする中で避けられないものだと述べた。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催の年次会合「テックライブ」でゲルシンガー氏は、輸出規制は半導体のサプライチェーン(供給網)に必要な変化の一部だと指摘した。新規制では、人工知能(AI)やスーパーコンピューターに必要な特定の先端半導体や半導体製造装置を中国に輸出する場合、商務省の許可を取得することが義務付けられる。