米ツイッターは取締役会が解散し、同社を440億ドル(約6兆5000億円)で買収した実業家イーロン・マスク氏が単独の取締役になったことを明らかにした。ツイッターは31日付の証券当局への届け出で、マスク氏への紆余(うよ)曲折を経た会社売却を監督した取締役9人が売却完了時に退任したと述べた。マスク氏への売却手続きは27日夜に完了した。この届け出によると、合併契約の下、マスク氏はもとから単独で取締役を務めることを意図していた。同氏は買収完了直後にツイッターの経営陣を解任。数時間後に、青い鳥のロゴを使うツイッターを指して「鳥は自由になった」とツイートしていた。