自重筋トレGetty Images

「腰への負担を軽減したい、できれば腰回りの筋力を強化したい」と思っている人は必見です。日々の生活の中で、腰痛ほどイライラするものはないでしょう。そのことを十二分に理解する「メンズヘルス」が、あなたを腰痛の苦しみから解放させるであろう…そしてさらに、腰痛改善が期待できるお手伝いをしましょう。

腸腰筋とは? 腰回りを鍛えるメリット

腸腰筋のイラストsumaki / Getty Images

腸腰筋(ちょうようきん)は…

 1.大腰筋(だいようきん)=脊柱(背骨)を安定させる働きを持つ。
 2.小腰筋(しょうようきん)=大腰筋の補助的な働きを担い、腰椎の筋肉で脊柱の屈曲の補助を行う。小腰筋は大腰筋の中にあります。
 3.腸骨筋(ちょうこつきん)=股関節の屈曲(わずかに外旋)、脊柱の屈曲を行います。大腰筋とは異なり、背骨に付着していない筋肉。例えば歩くときは、太ももをやや外側にひねる働きをするため、脚を振り出すときに働く筋肉部位になります。

 上記の3つから構成される筋肉の総称で、腰から太ももの付け根にかけ、左右対称に付着しています。この腸腰筋を鍛えることによって身体を理想の姿勢へと導き、そのバランスをキープするよう働くので腰痛予防にも効果が期待できるというワケです。