「自分は仕事が遅い……」「よくミスをする……」そんな悩みを抱える人ほど、実は“自己流”の仕事のやり方で損をしていることがあります。なかでも、知識がシェアされづらくブラックボックス化しがちなのが「エクセル」の使い方。この連載では、事務の仕事をよりラクに、よりミスなく進めるためのエクセルのちょっとしたコツを、事務職一筋の著者が、マンガでわかりやすくお伝えします。
手作業を効率化する方法を紹介した前回の記事に続き、今回は「ミスを減らすコツ」についてです。(マンガ:あきのあこ)

【マンガ】仕事が速い人と遅い人「エクセルでミスをしてしまったとき」の行動の差

 

【マンガ】仕事が速い人と遅い人「エクセルでミスをしてしまったとき」の行動の差

 

【マンガ】仕事が速い人と遅い人「エクセルでミスをしてしまったとき」の行動の差

 

【マンガ】仕事が速い人と遅い人「エクセルでミスをしてしまったとき」の行動の差

【エクセルでラクするコツ:計算でミスしてしまったとき】
「数式の表示」「参照元のトレース」は、セルの“裏側にある仕掛け”を見える化する機能です。金額の計算などでミスをしてしまったとき、「ミスしてしまった!」と慌ててしまう前に、まずは数式の確認をしてみましょう。あるセルだけ手入力だったり、参照しているセルが間違っていたりと、意外とすぐに犯人が見つかることがあります。仕事を早く終わらせるためには、「ミスをなくす」ことも大事ですが、「ミスのあとにリカバリーしやすくする」ことがもっともっと大事です。

【マンガ】仕事が速い人と遅い人「エクセルでミスをしてしまったとき」の行動の差あきの あこ
事務職歴8年。イラストレーター・マンガ家。
2022年、第1回note創作大賞入賞。
三重県生まれ。新卒で地方の小売店の総務に配属。慣れない事務の仕事を少しでもラクにしようと、エクセルを独学で習得。todoリストや書類のフォーマットなどを、自分のために作成して使っていた。
その後、エクセルを業務で多く使うEC関連の部署に異動。部署では一番歳下でありながら、周りの同僚、パートさんたちから「エクセルの使い方教えて」と頼られる存在に。パソコン作業に不慣れな人、エクセルになじみがない人にもわかるよう「誰でもラクにできるやり方」を考案し、業務をこなしながら部署全体の「相談係」として活躍。
2019年に小売店を退職し、現在は子育てをしながらフリーランスの事務職として在宅で勤務。エクセルを使った表組みや書類作成などの仕事を請け負う。