米ニューヨーク州の大麻管理委員会(CCB)は21日、マリフアナの取り扱いを認める免許を36の団体・業者に付与することを決議した。これは合法的なマリフアナ販売に向けたもうひとつの大きな一歩だが、マンハッタンでは闇市場が十分に需要を満たしている。その一方で、マリフアナに対する進歩的な姿勢の矛盾は、まるで悪臭を放つ葉のごとく増え続けている。  北米放射線医学会(RSNA)の学会誌「ラジオロジー」に先週掲載された研究によれば、タバコだけでなくマリフアナ(多くはタバコに加えて)を使用する喫煙者は、肺気腫や気道炎症などを患う割合が高いことが判明した。