「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える1分間瞬読ドリルに、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)

ケアレスミスをなくすために、今すぐできることPhoto: Adobe Stock

短期集中を繰り返す

「うっかりしていて見落としてしまった」
「完璧にやったはずなのに、1つだけ抜け落ちてしまった」

 このような、いわゆる“ケアレスミス”は誰にでもあります。

 大半の人は、「わかっていたのにできなかった」と思っていることでしょう。しかし、後から気づくということは、本当はその場では「わかっていなかった」のです。

「うっかりしていただけ」と思い込んでいると、いつまで経ってもケアレスミスを減らすことができません。

 小さなミスの原因は、圧倒的に「集中力の欠如」です。目の前のことに集中するためには、脳トレドリルが欠かせません。1問1秒、一日1分間の短い時間で答えを出すトレーニングの効果で、集中力が高まります。

 また、瞬読式の読み方では、文字を一つひとつ追うのではなく、全体を俯瞰でとらえます。この読み方が身につくと視野が広くなり、複数の物事に注意が向くようになります。

 トレーニングを続けるとスピードも上がるため、時間に余裕ができます。再度見返すことができるため、ミスを少なくすることが可能なのです。

 昨今、集中する時間の基準がどんどん短くなっています。以前は30分間くらいの集中は当たり前でしたが、今はSNSなどを見ていても、15秒や30秒で理解できる動画が主流になっています。学校教育も変わってきていて、本などの文章も、長文で読ませるのではなく、短いセンテンスで惹き付けて読ませるものが増えています。

 短期集中をどれだけ繰り返すことができるかは、今の時代に必要なスキルでもあるのです。

*本連載は、1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編から一部抜粋、追加取材・加筆したものです。