「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)

人生100年時代を生き抜く「脳を鍛える習慣」Photo: Adobe Stock

認知症になりにくい人とは?

「人生100年時代」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。

 厚生労働省の発表によると、男の平均寿命は81.64年、女の平均寿命は87.74年(令和2年簡易生命表)。前年と比較して、男女ともに上回り、今後さらに超高齢化社会に突入すると予想されています。

 100年もの長い人生を生きるならば、身体も脳も健康であり続けたいと願うのは当然のこと。そのためには、どうしたらよいのでしょうか。

「腰が痛い」「歩く速度が遅くなった」など肉体的な変化は気づきやすいですが、脳の老化は目に見えないため、なかなか気づくことができません。そのままにしておくと、どんどん衰えていきます。その先に待ち受けているのが、「認知症」です。

 認知症になると、記憶力だけでなく、判断力や決断力も低下し、人とのコミュニケーションもとれなくなってしまいます。一度そうなってしまうと、進行を止めるのはかなり難しいといわれています。

 認知症は誰でも発症する可能性があります。「自分は大丈夫」と思うかもしれませんが、若い頃にどんなに仕事をバリバリこなしていた人でも、頭脳明晰だった人でも、発症しないという保証はないのです。

 では、どういう人が認知症になりにくいか? 向上心や好奇心を持っている人だといわれています。趣味を持ったり、常に新しいことに挑戦したりすることが望ましいといえますが、急にやり始めてもすぐに効果が現れるわけではありません。

 大切なのは、毎日の生活習慣の積み重ね。日頃から本を読んだり、自分が蓄えてきた知識を思い起こしたりする習慣を続けていくのがベストです。

 今年のゴールデンウィークは、最長で10連休。この長いお休み中、『1分間瞬読ドリル』を使って、その習慣をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

 一人で黙々とやるよりも、できれば、家族やコミュニティーの仲間など身近な人たちと一緒にやることをお勧めします。連休中は家族や親戚が集まる機会も増えるので、お子さんやお孫さんと一緒にやればコミュニケーション能力アップにもつながります。

 どんな年代の人でも、クイズのように楽しみながらできるのが、この脳トレドリルの長所です。

 意識的にトレーニングをすれば、何歳からでも脳の機能は鍛えることができます。この機会に、人生100年時代を生き抜く柔らかい脳をぜひ手に入れてください。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋し、追加取材・加筆したものです。