「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【脳トレ】共通点を探すトレーニングで情報吸収力が上がるPhoto: Adobe Stock

「かたまりで読む」ことを意識すると
驚くほどの情報を吸収できる

『1分間瞬読ドリル』には、「共通点さがし」というドリルがあります。

 5つの文章や単語、絵のうち、4つには共通点があり、1つだけないものがあります。その共通点がないものを一瞬で答えるというドリルです。

 例題をやってみましょう。

【脳トレ】共通点を探すトレーニングで情報吸収力が上がる

 共通点がないものを見つけるには、まず、共通点を探さなくてはなりません。

 自分の持っている知識ですぐに共通点がわかるのがいちばんですが、基礎知識がないとわからない問題もおそらくあるはずです。

 そのとき、意識していただきたいのは、「自分がわからないということを知る」ということです。単に知識として知らないだけでなく、「知っているつもりだったのに、知らなかった」「この分野は苦手かも」というようなこともわかるかもしれませんが、落ち込む必要はまったくありません。

 自分の現状を知ったことが、頭がよくなるための1つの「フック」となり、知らないことを調べたり、苦手分野を重点的に勉強したりすることへとつながっていくからです。

 また、共通点を探すときには、「思い込みをはずす」ことも重要です。「絶対これ」と頭から答えを決めつけるのではなく、「これで合っているのだろうか?」と疑うこと、答えから見て「なぜこの答えになるのだろう?」と意味を考えることが、脳トレになります。

「なぜ」を繰り返すうちに、思考する力が鍛えられ、知識も蓄積していきます。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋し、追加取材・加筆したものです。