たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築。その勉強メソッドをまとめた『逆転合格90日プログラム』が10月11日に発売された。この特別寄稿は、その著者であり、予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出している篠原好氏が語る「1月1日以降の勉強スケジュール」だ。

【共通テストで最高得点】1月1日からの「最強の勉強スケジュール」

共通テストまでのスケジュールを公開!

 本日は、1月1日から共通テストまで、どのようなスケジュールで勉強をするべきか、紹介します。

1月1日…1日オフ

 正月は、戦略的にオフにしましょう。これまでの過酷な勉強に耐えてきたわけですから、正月ぐらいは、1日ぐらいは、オフにしましょう。むしろ、一切オフをとらないと、勉強自体に嫌気がさしてしまい、マンネリ化してしまいます。

1月2日~6日…共通テストの最後の詰め込み&通しで問題演習

 正月のオフを楽しんだら、しっかり勉強をやりこみます。これまで共通テストの予想問題集をやってきたと思いますが、さらに問題演習量を稼いでいきましょう。

 ポイントは、本番を意識することです。特に、試験本番と同じリズムを作るために、

・問題を解き始める15分前~5分前、これまでの共通テスト対策ノートの復習をする
・問題を解き始める5分前~1分前、試験開始前のルーティンで呼吸する
→詳細は過去記事『京大模試全国1位をとった男の「試験前」最強ルーティン』をご覧ください。
・問題を解き始めたら、「マークシートに塗る」までを、制限時間内にこなすようにしてください。

 解く問題集は、市販の予想問題集やセンター試験の過去問を使用してください。

1月7日…仮本番

 拙著『逆転合格90日プログラム』でも「仮本番」というイベントを記載しています。

「仮本番」は、限りなく試験に近い環境で、初めて見る問題を1回解くことを言います。共通テストでは2日にわたって試験を行いますが、1日でなんとか終えたいため、得意教科はやらずに、苦手教科だけを解きましょう。

 可能であれば、本番の試験会場の近くまで行っていただき、半日ほど居座っても問題のない環境で、問題を解き始めます。

 外に出ると、感染症対策などが心配かと思いますが、自宅で問題を解く場合は20分ほど外を歩くなど、試験本番同様の環境を作ってください。試験本番と同時刻に問題を解き始めます。

 解く問題集は、各予備校が共通テストの「パック」と呼ばれる問題集を作成しておりますので、まだやっていない「パック」をおススメいたします。

1月8日…仮本番の復習&半日オフ

 昨日解いた共通テストの「仮本番」の復習をします。

 仮本番は予想以上に疲れるため、7日はあまり勉強にならないと思われます。翌日8日に、しっかり復習し、ミスをノートにまとめ、あまった時間はオフにしましょう。

1月9日~12日…勉強と体調管理

 ここからは体調管理を最優先にします。勉強も、もちろん大事ですが、体調を崩すことが一番やってはいけないことです。また、生活サイクルを整えましょう。意外と、食中毒なども気を付けたいところです。レアっぽいお肉などを食べないようにしてください。