【ダボス(スイス)】米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、チャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」などの人工知能(AI)ツールを自社の全製品に搭載し、プラットフォームとして法人向けに提供する計画を明らかにした。  ナデラ氏は17日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催の討論会で、米オープンAIが開発したツールの商品化を進める方針を明らかにした。スタートアップ企業であるオープンAIは、チャットGPTのほか、文章から画像を自動生成する「Dall-E 2」も手掛けている。