中国共産党は数十年にわたって人口の増加ペースを緩めるよう努めてきたが、ついに望み通りになった。17日に発表されたデータによると、中国の総人口は昨年、約60年ぶりに減少に転じた。また同日発表された統計では、昨年の経済成長はほぼ50年ぶりの低水準となったことが示された。  人口動態は特に驚くべきものだ。中国の昨年末時点の総人口は14億1200万人で、前年末の14億1300万人から減少した。出生率はしばらく前から低下しており、2021年の1000人当たり7.52人に対して、昨年は6.77人だった。これは、出生数が100万人以上減少したことを意味する。