米セントルイス地区連銀のジェームズ・ブラード総裁は18日、インフレ圧力が再び高まるのを防ぐため、政策金利が5%を上回るまで急ピッチの利上げを続けるべきとの見解を示した。  ブラード氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のライブイベントで、1月31日~2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50ポイント利上げし、その後も利上げを続けることが適切になると指摘。政策金利は年末時点で5.25~5.50%に達するとの見通しを示した。  同氏は「確実にインフレ緩和を経済に定着させ、インフレ率を目標の2%に戻すには、引き締めすぎるミスを犯す方がましだ」と発言。