西側諸国はウクライナへの軍事支援を大幅に拡充した。その背景には、時間がロシアの味方をするかもしれないとの懸念がある。ウクライナに残された時間は無限ではなく、昨年キーウ(キエフ)、ハリコフ、ヘルソン周辺で成功させた反転攻勢の勢いを補強するために、主力戦車などの装甲車両やさらなる防空システムといった西側諸国の強力な兵器をウクライナがすぐに必要としている、との考えだ。