ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、同国への兵器供与を加速するよう欧米諸国に訴えた。ウクライナ軍は現在、同国東部バフムートの包囲を目指すロシア軍に対し抵抗を続けている。ロシア軍は最近、ウクライナの支援国が戦地に戦車を届け始める前に突破口を開くため、ウクライナ側の東部拠点への攻撃を強化している。ゼレンスキー氏は演説で、東部ドネツク地方で自国軍がロシア軍から断続的に攻撃を受けているとし、「極めて難しい」状況になっていると述べた。また、「供与のスピードは今回の戦争の鍵を握る要因の1つであったし、これからもそうだ」と述べ、「ロシアはわが軍を疲弊させようと、戦争の長期化を狙っている」と続けた。
ゼレンスキー氏、兵器供与の加速訴え 東部戦線「極めて難しい」
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