・P:3秒でフォローされるプロフィールをつくる
投稿やアカウントに興味を持ったユーザーは、プロフィールを見ます。ここで、「自分の求める情報を発信するアカウントではない」と思われたら、フォローはしてもらえません。
フォロワーを増やすためには、フォローしたいと思ってもらえる魅力的なプロフィールをつくることが重要です。プロフィールアクセス数は多いのにフォロワーの数が増えない場合は、プロフィールを修正します。
・E:フォロワーをファンにするアカウントをつくる
この施策で具体的に実施するのは、「ストーリーズ」と「インスタライブ」です。
フォロワーを増やすためには、フォロワー以外のユーザー(以降、「フォロワー外」)に自分の投稿を見てもらうことが第一歩です。そのためには、フォロワー外の「発見タブ」か「検索(ワード検索・タグ検索)」でレコメンドされなければいけません(「タイムライン」には基本的にフォローしているアカウントの投稿しか表示されません)。
その条件の1つ目が、フォロワーとの「親密度」を高めることです。ユーザーとアカウントの関係性を考えるときに、「エンゲージメント」という言葉がよく使われますが、言葉の定義が曖昧で誤った認識になりかねないため、本書では「親密度」と表現します。
また、エンゲージメントを高めるために「いいね」などユーザーのアクションを重要視するノウハウもありますが、私たちは「いいね」の数は指標とは考えていません。
この施策で指標とするのは「ホーム率」、フォロワーの「タイムライン」に自分たちの投稿が表示される割合です。親密度が高まるほど、タイムラインに表示されやすくなります。
少し複雑に思えますが、フォロワー外に露出するためには、まずフォロワーに投稿を見てもらわなければいけないのです。
・C:思わず「保存」してしまう投稿をする
ここで実施するのは、「フィード投稿」と「リール」です。この施策の目的は、ユーザーの「保存」を促すことです。
まず、「E」の施策で「親密度」が高まることで、Instagramのアルゴリズムに「質の高いアカウント」と認識されます。
加えて、投稿の「保存数」が増えることで「質の高い投稿」と判断されます。この両方の条件を備えて初めて、フォロワー外の「発見タブ」「検索」でレコメンドされるようになります。
・T:ユーザーを自然にプロフィールへ誘導する
多くのユーザーは、アカウントのプロフィールを見た上でフォローするかどうかを考えます。そのため、投稿を見たユーザーをプロフィールページへと誘導する仕組みをつくります。
ユーザーにストレスを感じさせることなくプロフィールに誘導するために、検証と改善を繰り返すことが重要です。
サイクルを常に回すことが大事
前述の施策は、便宜上4つに分けたものであり、常に相関関係にあります。
それぞれの施策の目的は、単独のものではありません。例えば、フィード投稿では「保存率」を高めることを重視しますが、フォロワーとの「親密度」を高める目的もあります。ストーリーズはフォロワーとの「親密度」を高めるための施策として紹介しますが、フィード投稿同様に「オリジナル」な情報であることが大事です。
『平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法』(クロスメディア・パブリッシング)石川侑輝 著
また、本書では「P」「E」「C」「T」の順に記述していますが、実際にはそれぞれの施策を並行して進めていくことになります。
そして、結果と指標とを照らし合わせて、常に改善を重ねていくことになります。どんなことも、やってみるまでは仮説に過ぎません。「仮説(施策)→実行→検証→改善」のPDCAサイクルをしっかり回すことが、何よりも大事です。
結果が目標に届かないのであれば、どこに原因があるのかを分析します。それをもとに仮説を立て直して新たな施策を進めることで、必ず自分たちだけのベストプラクティスが見えてきます。







