米防衛企業のゼネラル・アトミックスが無人攻撃機「MQ-9リーパー」2機をウクライナ政府に1ドル(約130円)で販売しようとしている。ロシアの攻勢に対してウクライナが準備を進める中、自国防衛を支援するための提案だとしている。合意では輸送やその準備の資金として、ウクライナ政府には約1000万ドルの支払いが求められる。またこれら旧型モデルの無人攻撃機は現在ウクライナで利用されていないが、そのメンテナンスや維持に年間で約800万ドルのコストがかかるという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した書簡によれば、今回の申し出には無人攻撃機をほぼどこでも操作することが可能になる地上管制局も含まれ、提案は、ゼネラル・アトミックスのリンデン・ブルー最高経営責任者(CEO)によるもの。