50代男性の英語力「年収格差」は1.5倍
英語に「逃げ切り世代」なんてない!

 また、定年がちらつき始めるといっても、50代こそ英語力が収入を左右するという調査結果もある。下図のように、英語力のある50代の男性の年収は、50代男性の平均年収の1.5倍だ。女性の場合の「年収格差」は2.2倍へと広がる。

 もちろんバリバリの現役世代は英語から逃げれば、多くの企業において出世の道が閉ざされる。半面、英語ができれば転職を含め、成り上がりの道が開かれる。

 そして子供や孫の世代は、昔よりも難度の高い英語教育にシフトしている。受験に勝つには英語がキーファクターになる。

 英語に「逃げ切り世代」なんてない。親から子や孫まで3世代、英語と向き合う時代になった。