米ツイッターが米プロフットボールNFLの王者決定戦「スーパーボウル」が放映される週末向けの広告パッケージの提供を始めた。イーロン・マスク氏に440億ドル(足元のレートで約5兆8000億円)で買収されてから失った多数の広告主を呼び戻そうとする取り組みだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した電子メールによると、ツイッターは開催間際になってスーパーボウルの広告パッケージを打ち出すなど、広告主への働きかけを強めている。また広告主や広告代理店に宛てた別の電子メールで、ツイッター上でのスーパーボウルとNFLについてのやり取りの数が前年を大きく上回っていることを挙げた。スーパーボウルは企業が話題を生み出そうとツイッターに大きく頼る、年間でも数少ない機会だけに、広告主を呼び戻す絶好のチャンスになり得る。