米バイオ医薬品大手アッヴィは主力商品である自己免疫疾患治療薬「ヒュミラ」がより価格の低い競合品との競争にさらされる中、巨額の売上高を失う見通しだが、その影響を補うべく2つの次世代後継薬に望みを託している。リチャード・ゴンザレス最高経営責任者(CEO)がインタビューで明らかにした。同社は来年末までに4つの新薬が当局に承認されることにも期待を寄せている。  アッヴィはさらに、医薬品のラインアップ拡充を目指し、これまで20億ドル(約2700億円)に設定してきた買収取引の上限を撤廃する。