「急に運気が上がった」「宝くじに2度も当選!」。あたらしい時代の開運術を実践すると、あっという間に開運体質に変わります。『あたらしい時代の開運大全』では、風水から神社参拝、厄除け、吉日、金運、人間関係運など、さまざまな切り口から、これからの時代に実践すべき開運術をお伝えしています。今回はこれからの時代の金運に関する考え方についてお伝えします。金運アップになると常に話題になる財布。実は金運アップに黄色の財布も長財布も不要です。『あたらしい時代の開運大全』では、これからの時代の金運アップ術を多数紹介しています。

【金運】アップに効くのは長財布や黄色い財布よりも、意外なあの財布Photo:AdobeStock

金運アップに長財布は不要
黄色い財布も持たなくていい

 ちまたでは、財布を使った金運アップだけをテーマにした書籍があるくらい、金運を高めたい人にとって、最初に気になるのが財布なのでしょう。

 ・財布は黄色がいい
 ・お札を折り曲げない長財布がいい
 ・財布の素材は本革にするといい
 ・「張る」にひっかけて「春」に使い始めるといい
 ・財布は自分で買うよりプレゼントされた方がいい

 財布については、色や形、素材、買う場所、さらには財布をおろす日、お札の入れ方や財布の中に入れるお守りの種類まで、金運アップのさまざまなメソッドが、まことしやかに語られています。

 これらの中でも特によく聞くのが、「金運アップには長財布を使うといい」というものです。

 「長財布だとお札を畳むことがないから、お札に窮屈(きゅうくつ)な思いをさせることなく保管できる」「お札が居心地の良い財布だと、お金が喜んで入ってくる」

 そんな理由で、長財布をオススメする専門家もいらっしゃるようです。

 ですが現代、お札を使う機会は以前よりも大幅に減っていませんか?

 今では、キャッシュレス決済が当たり前。コンビニや駅でも、電子マネーでピピッとすれば、あっという間に支払いが終わります。百貨店や飲食店などでの高額決済では、クレジットカードを使う人も多いでしょう。

 私も普段の買い物はほぼスマートフォンで済ませています。今では友人と割り勘できる電子マネーもあります。「今日は一度も財布を開かなかったな」という日も増えています。現金の利用頻度が減っているなら、コンパクトな財布でも十分。

 フットワークの軽さが何よりも重視される時代だからこそ、重く大きい長財布を持ち歩く必要はありません。

 軽くてコンパクトな財布に必要最小限の現金を入れて、あとはキャッシュレス決済。手荷物を減らして、軽やかに動いていく。この方が、運気の流れは良くなります。

 長財布にこだわる必要はもうないのです。私も、とうの昔に長財布は手放し、コンパクトな財布を愛用しています。それでも「金運が落ちた」と感じたことはありません。ですから安心して、長財布を卒業してください。

 財布の素材は革にすべきだとか、新品は春におろすべきだといったメソッドもあります。

 しかし、色や形にとらわれる開運術はもう古い。「これさえ持てば安泰」といったルールは、風水の世界にも開運の世界にも存在しないのです。