「急に運気が上がった」「宝くじに2度も当選!」。あたらしい時代の開運術を実践すると、あっという間に開運体質に変わります。『あたらしい時代の開運大全』では、風水から神社参拝、厄除け、吉日、金運、人間関係運など、さまざまな切り口から、これからの時代に実践すべき開運術をお伝えしています。中でも、立春は1年の中で最も縁起のいい最強開運日。立春期間(2023年は2月4日~2月18日)に訪れるといい参拝「立春参り」は、目的によって訪れる神社を選びましょう。

【一粒万倍日】より超開運! 成功している人、運がいい人が実践する「立春参り」は目的に合わせて神社を選ぼうPhoto:AdobeStock

最強開運日の立春には
「立春参り」に行こう

 1年の中で最もエネルギーが強いのが立春と冬至です。
 立春を迎える2月4日、もしくは立春の期間(2023年2月4日~2月18日)、できればその年の自分の吉方位にある神社に「立春参り」をして邪気の断捨離をしていきましょう。
 今年の立春の場合、九星気学の本命星ごとの吉方位とそこですべきことは次の記事で紹介しました。

 「【一粒万倍日】より開運! 2月4日、最も縁起の良い立春に願いを叶える「立春参り」はこの方角へ」
 「【一粒万倍日】より超開運! 1年で最も縁起の良い立春の神社参拝で同時にするといい5つの開運行動」

 さらに本記事では、訪れる神社の選び方について紹介します。

勝負事なら八幡宮へ
商売繁盛なら稲荷神社に

 日本には、たくさんの神社が存在しています。
 中でも「八幡宮(八幡神社)」はおよそ4万社、「稲荷神社」はおよそ3万社あるといわれています。どちらもとてもポピュラーな神社です。

 その違いをご存じでしょうか。

 八幡宮に祀られているのは、応神天皇(おうじんてんのう)や神功皇后(じんぐうこうごう)など。総本山は大分県の宇佐神宮です。
 応神天皇は、古事記によると武勇伝が多く、出世や成功の象徴とされる文武両道の戦いの神様。そのため、戦争祈願で訪れる神社でした。八幡宮は武士によって発展した神社です。

 一方の稲荷神社で祀られているのは、穀物の神様である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。総本山は京都にある伏見稲荷大社で、愛知県の豊川稲荷、佐賀県の祐徳稲荷と合わせて、三大稲荷といわれています(諸説あり)。

 こちらは商売繁盛の神様で、江戸時代の頃から盛んに建立されました。
 江戸時代は天下が統一され、戦争のない平和な時代。そのため、神社の流行も戦いに強い八幡宮より、商売繁盛のお稲荷様の方が、商人や庶民の人気を集めました。

 当時は、現代のように娯楽がたくさんあるわけではありません。
 代わりにビジネス交流会や話題の商業施設に遊びに行く感覚で、お稲荷様に参拝していたのかもしれません。

 現代でも成功している人は、「勝負事は八幡宮、商売繁盛は稲荷神社」と目的に合わせてお参りをしています。

 せっかく立春参りをするなら、目的に合わせて訪れる神社を変えてみてはいかがでしょうか。
 八幡宮も稲荷神社も非常にポピュラーな神社ですから、「自分の吉方位に目当ての神社が存在しない」というケースは少ないはずです。

 歴史を知ると、神社に参拝することが身近に感じられ、楽しみになりますね。
 ちなみに、お稲荷様はキツネが祀られていると勘違いされる人が多いのですが、キツネは神様からのお使いとして神社にいます。