マイナポイント2万円の使い方に人間性が出る!一番哀愁を感じたのは?写真はイメージです Photo:PIXTA

マイナンバーカードを作って申し込むことができる「マイナポイント」の2万円キャンペーンは駆け込みで申請した人の多さからか、ちょっとした騒動となった。(フリーライター 武藤弘樹)

マイナポイントをめぐって、さざめく日本列島

 マイナポイントのキャンペーンが大反響である。最大で2万円分のポイントが獲得できるこのキャンペーンは、多くの人を能動的に動かすことに成功したように見える。

 ポイント獲得の最低条件は、マイナンバーカードの取得申請だ。その作成申請の期限である2月末は役所などが大混雑したそうで、オンライン申請の活用を呼びかけられるなど、あたふたしていた。
 
 ポイント付与の申込期限も2月末だったのだが、こちらは5月末までの延期となって、「期限内にポイント申請しないとなあ」と考えている筆者のような“手続きを面倒がって腰が重い勢”にとっては、執行猶予が延びたような形である。
 
 本稿ではマイナポイントキャンペーンに関するあれこれや雑感、2万円のポイントが何に使われたかに関する調査結果などについて書いていきたい。