「脳の最盛期」は50代だった!大人脳の特性を生かしたすごい勉強法とは情報は主に視覚と聴覚からインプットされる。人によって視覚系と聴覚系、どちらがより優位に働くかが決まっている。脳の特性を生かした勉強法とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

おすすめポイント

 大人になって「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する人は多い。いまの仕事をうまく進めるため、リスキリングのためなど動機はさまざまだろう。

 ところが、大人になってから勉強すると、驚くほど覚えられなくなったように感じる人もいる。だが勘違いしないでほしい。脳の働きが学生時代より劣っているわけではない。実は、脳がその働きを完全に発揮できるようになるのは30歳だ。情報を分析して理解するときに働く「超頭頂野」と呼ばれる部位は、40代に成長のピークを迎える。そして実行力や判断力を司る「超前頭野」は50代でピークを迎えるという。このように、大人の脳は学生時代よりも学びに適した状態になっている。

『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』書影『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』 加藤俊徳著 サンマーク出版刊 1540円(税込)

 一方で、大人の脳は怠けものでもある。生存にかかわることを除けば、どんな多彩な情報に触れても、好きなことしか記憶に残らない。逆に好きなことなら、関連する情報を自然とキャッチする。大人の勉強で必要なのは、その対象に興味をもつことだ。難解なテキストを読むときは、少しでも自分の知っている内容が書かれた部分を読むといい。本書『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』では、脳が成長するルールに沿って、記憶力や情報処理能力を高める方法が数多く紹介されている。

「こうなりたい」という前向きな気持ちは、脳にとっての最強のエナジードリンクになる。そう思うと、学びの意欲が高まった今は、脳にとって伸びしろだらけといえる。大人の勉強法は強力な武器になってくれるだろう。(ヨコヤマノボル)