嫌がらせやいじめの原因は、あってないようなもの。当時は何がいけないのか、どうすればいいのか、理由がわからずに相当悩みました。

 解決策を求めて、精神科医の方が書かれたいじめに関する書籍を、手あたりしだい読んでみたこともあります。でも、その甲斐もあって、嫌がらせやいじめをする人には、いくつかのタイプがあることがわかりました。

 嫌がらせをされてひとり悩んでいた私には、嫌がらせをする人のタイプと特徴を知るだけで、気持ちがとてもラクになったことを覚えています。

 特徴がわかれば、対策を立てるのは、それほど難しくはありません。

この7タイプは要注意!
「職場の嫌な人」の特徴は?

「職場の嫌な人」に苦しんでいる人は、ぜひ、「嫌な人」のタイプを把握して、相手の正体を掴んでおきましょう。

 じつは「職場の嫌な人」は、大きく分けて7つのタイプに分類することができます。

1)悪いのは「他人のせい」……「自己正当化」タイプ

2)自分の「思い通り」にしたい……「自己中」タイプ

3)「もっとほめて! もっと認めて!」……「かまってちゃん」タイプ

4)ストレスは「他人にぶつけてしまえ」……「八つ当たり」タイプ

5)「他人のミス」は絶対に許せない……「完璧主義者」タイプ

6)あいつより「自分のほうが上」……「嫉妬メラメラ」タイプ

7)「弱い者いじめ」大好き……「サディスト」タイプ

 あなたが思い浮かべる「職場の嫌な人」も、この7タイプのどれかに該当するはずです。なかには、複数のタイプの特徴を兼ね備えた難敵もいると思います。

 次回から、7つのタイプの特徴と対策について1つひとつ説明していきます。

 ぜひ、あなたの職場にいる「嫌な人」を思い浮かべながら、読み進めてみてください。どのタイプかがわかるだけで、ムダに恐れる必要もなくなり、心がすっと軽くなるはずです。