ここ30年間、日本人の給料はほとんど上がっていない。
しかし物価もほとんど上がらなかったから、我々は呑気に過ごすことができた。
茹でガエル状態というやつだろうか。
ところが2022年からインフレの波が止まらない。
食費も燃料費も信じられないくらいどんどん上がっていく。
このままでは日本人は飢え死にしてしまうのか?
いや、こんな時代でもお金を稼ぐ方法はあるはずだ。
話題の書『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』南 祐貴(セカニチ)から、不遇の時代をたくましく生き抜く知恵を学びたい。

今すぐできる2つのインフレ対策イラスト/ゆん

不安に付け込まれるな

このまま日本人は絶望するしかないのか? 答えはNoだ。
今すぐできるインフレ対策を2つ教えよう。

対策①投資をする:株・投資信託・不動産などに投資。
 価値が落ちるかもしれない日本円だけを持ち続けるのは危険だ。強い企業(Apple、Microsoft)は下げ相場でも下がりづらく、上げ相場では強い上げを記録する傾向が強い。

対策②インバウンドで稼ぐ:外国人向けビジネス。
 宿泊、ガイド、コンサルなどで、外国人だけをターゲットにする。英語は重要だ、まだ間に合う。外資系企業に転職することも解決策の1つ。

「円安の危機!」など、テレビで不安なニュースが増えると不安な気持ちになる人が多い。生命保険会社の営業マンはその不安を利用して、要らない商品をあなたにオススメしてくる。結論、外貨預金・外貨建ての商品は要らない。FP(フィナンシャルプランナー)や生命保険会社が儲かるだけだ。

 アメリカ経済が強く、ドル高・円安が進行しているならアメリカ株に順張りをするだけ。
 FX(外国為替)でドルを買うべきか? と聞かれるが、FXは絶対に手を出してはいけない(ギャンブル取引をする人が多いので)。

 年収1億円のゴールドマン・サックスのトレーダーでも為替は予測不可能。FXは投資の本質ではないので絶対に推奨しない。
 私たちは上記の対策で王道をいこう。正しい対策をすれば、円安・インフレでも豊かに暮らせる。心豊かなお金持ちになろう。

(本稿は、『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』南 祐貴(セカニチ)より一部を抜粋・編集して構成しました)

今すぐできる2つのインフレ対策南 祐貴(セカニチ)
Koru-workers 株式会社 代表取締役
1989年東京都調布市生まれ。2012年に大手広告代理店に入社。約6年勤めて、自由になるため退職・起業。クラウドファンディング等で資金を集めて高輪ゲートウェイ駅の近くに宿泊施設「Koru Takanawa Gateway」をオープン。同時に、経済や投資をわかりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始。マイナビ・ジチタイワークス等の就活・キャリア・資産運用セミナーにて満足度90%を超える人気講師。年間のセミナー視聴者数は延べ5万人以上。各SNSで毎日発信中、総フォロワー数は10万人を超える。YouTubeしゅんダイアリー就活チャンネル等の全SNSの動画は合計4000万再生以上。著書に『世界一面白くてお金になる経済講座』『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』