自分の考えていることが、うまく人に伝えられない」「人とコミュニケーションをとることに、苦手意識がある」と悩む方は多くいます。しかし、その悩みこそ「相手とよい関係を築き、人を動かす」ための第1歩に変えられるのです。『超完璧な伝え方』の著者、4代目バチェラー・黄皓氏による「誰とでもスマートに人間関係を築く」ための簡単なテクニックを紹介します。

【4代目バチェラー黄皓】頭のいい人が結婚したい時「あえて使う」言葉とは?Photo: Adobe Stock

結婚したいときは「自由でもいい」と言う

目的を達成できるのであれば「5勝5敗に見える6勝4敗」でいい。

この考え方は仕事に限らず、プライベートでも使えます。

たとえば結婚について。

相手が「早く結婚したい」と思っていて、あなたは「まだ結婚には早い」と感じていたとします。

そのとき「とにかく早く結婚したい。愛しているなら、すぐ結婚してくれてもいいよね」と責められると、「いやいや、ちょっと待ってよ」と反発したくなりますよね。

一方で、このように言われたらどうでしょうか。

「私は早く結婚したいと思っている。子どもも欲しい。でも、あなたはあなたで、仕事にもまだチャレンジしたいだろうし、簡単に踏ん切りのつくものじゃないと思う。結婚する覚悟って、当然大きいと思うから。だから、あと半年はお互い自由のまま、ハッピーに過ごしたい。でも、半年後には私の希望も聞いて、一旦答えを出してくれると嬉しい

このように話をされると「自分のことも理解してくれているな」と感じませんか。

相手が先に1勝(半年は自由に過ごすこと)を譲ってくれているからです。

それによって「半年後には決めてあげないとな」という意識が自然に芽生えます。

相手に1勝を譲ることで、心理学でいう返報性の原理(相手に何かよいことをしてもらったとき、その人に対してお返しをしたくなる心理的な法則)が働きます。

コミュニケーションを長いスパンで捉え、まずは相手に勝ちを譲る意識を持ってください。

(黄皓著『超完璧な伝え方』から一部を抜粋・改変したものです)