考え方ひとつで、スコア100切りはすぐに実現できる?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
だんだん気候も暖かくなり、ゴルフのオンシーズンを迎えた4月。冬の練習の成果を出したい、とモチベーションは高くてもなかなかいいスコアが出ない……。「もっといいスコアを出したい!」と悩んでいませんか?そこで今回はYouTubeでも大人気のティーチングプロ・中井学さんの著書『ゴルフ 次のラウンドで確実に100を切る裏技』から100を切るための7つの心得について抜粋して紹介します。
考え方ひとつで、100切りはすぐに実現できます!
100の壁、なんていう言葉があります。100をなかなか切れない人にとってはとても高く感じられるものかもしれませんが、その壁は本当に高いといえるのでしょうか?
たしかに、シングルとなると知人や友人を探してもそれほど多くないでしょうし、「自分の知り合いにはいない」という人もいるでしょう。でも、100を切ったことのある人であれば、友人や知人にもたくさんいるはずです。その中には、あなたよりパワーがなく、運動神経もたいしたことがなさそう、ほかのスポーツであれば絶対負けそうもない、という人もいるんじゃないでしょうか?
つまり、100というスコアを切るのは、それほど難しいことではないのです。
ドライバーの飛距離でいえば180ヤードで十分。球は曲がったっていいし、ミスショットがたくさん出たって大丈夫です。パーなんてたま~にとれればいいし、ロングアイアンのように難しいクラブは打てなくたっていい。それでも100は切れるのです。
このように書くと、「そんなの机上の空論だ」「子供のころから上手かったプロに、100が切れずに悩んでいる私たちの気持ちはわからないよ」なんて言われそうです。たしかに、僕は高校を卒業するころにはアンダーパーで回ることができましたし、その後は米国に留学して、ツアープロを目指していました。
でも、僕には、“大人になってから100を切れずに悩んだ”という経験があります。
右手1本で100切りを達成した秘訣
じつは留学中の22歳のとき、僕の左腕は、幼少時のケガが原因でワンラウンドすると握力がなくなって、クラブが持てなくなるという状態になっていました。
ゴルフができなくなる可能性もある中、手術をするかどうかはかなり悩みました。手術は無事に成功しましたが、リハビリ期間は半年間もありました。それは、プロを目指すには長すぎるブランク。絶望感と焦燥感に襲われる中で、ある時僕は「右手1本でもゴルフができるようになってやる」と決め、右腕だけで練習を再開したのです。
そのころの僕は、みなさんより飛ばない、曲がる、ミスをするという下手クソだったことでしょう。それでも僕は右手1本で100を切りました。その経験と、そのときの方策がみなさんの100切りに大いに役立つのです。
どうですか?だいぶ100切りのハードルが下がってきたでしょう。
そう、じつは皆さんが思っているよりも100というスコアは、少しくらい飛ばなくたって、曲がったって、ミスをしたって切ることができるんです。
ただし、ショットの安定しない人が練習をしないで100を切ろうと思ったら、正攻法では上手くいくはずがありません。少し頭を使って、少し我慢をして、ゲリラ戦法も使ってスコアをまとめていく必要があります。
繰り返しますが、これは100を切れずに悩んでいる人が、カッコ悪くても、みっともなくても、あらゆる手段を使って100を切るための考え方です。
前置きが長くなりましたが、早速みなさんに覚えておいてもらいたいことが7つあります。これは、コースをラウンドして100というスコアを切る経験をするために必要な、大前提のようなものだと考えてください。
心得1 「見栄」はどこかに捨ててしまう
飛ばなくても、曲がっても100を切る。そのためにまず心がけてほしいのは、カッコをつけないということです。自分では気づいていないかもしれませんが、100を切れない人の多くは、「カッコつけたい」という意識からスコアを崩しています。だから、その意識を改革してほしいのです。
たとえば、フェアウェイが狭くOBが怖いホールでも、イチかバチかでドライバーを抜いてOBを打ってしまう。そこでアイアンを持てば、OBは避けられるのに……。
飛ばなくても、曲げても、練習しなくても100を切るためには、正攻法は通用しません。カッコを気にせず、スコアをつくりにいく。そういう姿勢がいちばん大切なのです。
心得2 球はできるだけ浮かさない
球を浮かさないというのは、なるべく低く、転がる球を打つということ。ティショットでも必要以上に高い球を打とうとせず、フェアウェイからはハーフトップめの低い球を心がける。これが大切です。
これにはいくつかの理由があります。まず球を浮かそう、高い球を打とうとすると「すくい打ち」や「あおり打ち」になり、ヘッドが下から入ってしまいやすくなります。するとボールの手前を大きくダフったり、球が曲がったりする原因になるので、それを防ぐという意味があるのです。
心得3 危険な“ワナ”は徹底的に避ける
池やOBなど、そこに打ってしまうとペナルティのついてしまうワナはもちろんですが、一度はまるとスコアを崩しやすいバンカー、深い林や崖などは、「やりすぎだろ!」と突っ込まれるくらい徹底的に避ける努力をしてください。
もちろん、どんなに努力してもそれらのワナを完全に避けることはできません。でも、避ける努力だけはしてほしいのです。そのためには、ティグラウンドに立ったらコース図やコースガイドを見て、それらのワナがあるかないかを必ずチェックするクセをつけることが大切です。
そして、ワナがあったときには、自分なりに「どうしたらワナを避けられるのか」を必死に考えてください。
心得4 絶対にカップをオーバーさせない
これはショットだけではありません。アプローチもパットも、すべてカップをオーバーさせないように意識して攻めるのです。
これにはさまざまな意味があります。まず、カップをオーバーすると難しいアプローチやパッティングが残ってしまいます。日本のゴルフコースの場合、受けている(奥から手前にかけて傾斜している)グリーンがほとんど。つまり、グリーンをオーバーすれば下りのアプローチが、カップをオーバーすれば下りのパッティングが残ります。プロでさえ下りのアプローチやパッティングは残さないように攻めるのに、100を切れない皆さんがそれをピタリと寄せたり、入れたりするのは難しいはずです。







