映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の大ヒットは、任天堂のゲームの価値を浮き彫りにした。だが同社が投資家の期待に応えてレベルアップするには、ゲームコンテンツをもっと有効活用する必要がある。  任天堂の代名詞ともいえる配管工を主人公にした新作映画はハイスコアをマークした。劇場公開から5日間の世界興行収入は3億7700万ドル(約500億円)と、米ウォルト・ディズニーの「アナと雪の女王2」を抜き去り、アニメ映画として過去最高を記録した。「アナ雪2」は最終的に世界で15億ドルの興行収入を稼いだ。映画「スーパーマリオ」は今月末の日本公開で興行収入をさらに伸ばす見通しだ。