「記録→分析→助言」を
強く意識しよう！
あなたの会社の経理担当者は、ＰＣに向かって作業していることが多いでしょうか。それとも、積極的に動きまわって社員に話しかけているでしょうか。社長は「助言」をもらっているでしょうか。
もちろん経理には、黙々と作業をしなければいけない場面もありますが、その作業が完了してから、つまり、「記録」が終わってからが経理の本当の仕事といえるのです。
経理担当者は「何でもできる数字のプロ」というイメージですが、必ずしもそうではありません。しかし多くの経営者の方は、
「自分が理解できない分野の仕事をしている」
「数字は難しそうだし、面倒なことは任せた」
と考えて、それだけで万能だと思い、悪い意味で「何でもかんでもお任せ」状態になってしまっています。もし、あなたの会社の経理担当者が「記録する」で終わっているなら、「分析」「助言」をやってもらうよう、相談してみましょう。
ただ、「助言」をもらうには、経理担当者と積極的にコミュニケーションをとること、そして、社長にもある程度の経理の知識が必要となります。本連載を通じて、「お金の流れ・数字のしくみ」を把握しておきましょう。
（次回は、2月20日の予定です）
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