この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

顧客 ターゲットPhoto: Adobe Stock

現状維持バイアス・マーケット規模と
コピーライティングの難易度

 前回は、現状維持バイアスの度合による「LP・セールスレター」で重視すべきポイントを述べた。

 ただ、現状維持バイアスが弱い=問題をよく認識し、熱心に解決策を探している人には商品・サービスを売りやすいが、そんな人は非常に少ないので、マーケット規模は小さい。

 逆に、問題があっても気づいていない、現状維持バイアスの強い人が多いのでマーケット規模は大きい。

 現状維持バイアスの弱い人は顕在顧客、現状維持バイアスの強い人は潜在顧客と位置づけられる。

 現状維持バイアスと、マーケット規模とコピーライティングの難易度をまとめると、次のようになる。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】<br />現状維持バイアスの弱い人は「顕在」顧客、<br />現状維持バイアスの強い人は「潜在」顧客

 これらを踏まえたうえで、どのターゲットを狙っていくかを考える。

 本書の事例の場合、現状維持バイアスは「やや強い」と分析。愛犬のために何かしたいけれど、愛犬に負担をかけるくらいならやめておこうと思っている人をターゲットにしている。

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
 そしてこのたび、【広告評価プログラム】について特許を取得しました。

 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】<br />現状維持バイアスの弱い人は「顕在」顧客、<br />現状維持バイアスの強い人は「潜在」顧客

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)