この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

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現状維持の度合を4段階で表現

 現状維持バイアスの強さは、下の表のように、強弱のグラデーションになっている。

 どこまでが「弱い」で、どこからが「やや弱い」かは明確でなく、定量的に測れるものではない。

 細かく分けてもかえってわかりにくので、「弱い」「やや弱い」「やや強い」「強い」の4段階でとらえよう。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】現状維持バイアスの4段階と「LP・セールスレター」のコツ

現状維持バイアスの度合による
「LP・セールスレター」で重視すべきポイント

 そして、現状維持バイアスの度合による「LP・セールスレター」で重視すべきポイントは下の表のようになる。

 どの程度の現状維持バイアスの人をターゲットにするのかを決め、その現状維持バイアスの度合に応じて、重視すべきポイントが異なってくる。

 ここがズレてしまうと、本書241ページの例のように、「自分ごと」、つまり、「このメッセージは自分のためのものだ」という実感が得られなくなってしまう。むしろ、「何を言ってるんだ?」とか、「自分には関係ないな」と思われてしまい、まったく「刺さらない」のだ。

 したがって、右ページのLPの作成ポイントをしっかり認識しておくことが、「刺さるコピー」へのカギとなる。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】現状維持バイアスの4段階と「LP・セールスレター」のコツ

 現状維持バイアスが弱い=動く準備がある人ほど、自身の問題についてはよくわかっている。

 太っていると自覚していて、やせようとしている人に対し、太っていると何が問題なのかを説明してしまうと、「わかってるよ!」と思われるだけ。

 だから、ストレートに、「こんな商品がいくらで買えます」とオファーをメインに訴求するのがいい。

 逆に、現状維持バイアスが強い=今の状態でいいと思っている人には、まず、問題に直面していることに気づいてもらい、それを放置してはいけない理由を理解してもらい、その後に解決策を提示する流れになる。

 よってコピーライティングの難易度は上がってくるのだ。

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(この動画は予告なく終了することがあります)

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 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】現状維持バイアスの4段階と「LP・セールスレター」のコツ

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)